あらすじと背景
ある港町の夜、復員帰りの畑義夫はリュックサックを盗まれたが、飲み屋“ひさご”の新造に救われ、船員の職まで世話してもらった。ある日義夫は街で偶然馴染みの眞理子に逢い、亡き友人の妹美知子の消息を知ることが出来、早速訪ねて友人の最後の模様を伝えた。義夫と美知子はめぐり合い以来純情な愛情に結ばれたが、眞理子は金持ち娘のわがままから、生来美声の義夫を人気歌手に仕立てようとした。一方美知子の父卯平は、娘の結婚を焦った揚げ句、悪ブローカーにだまされ十万円の公金を費消してしまった。この事を知った卯平の会社の社長熊谷は、かねて美知子に野心を抱いていたので、美知子に結婚を迫ってきた。卯平は事の次第を飲み屋の新造に打ち明けると、彼は過去に浪曲界に活躍したのを幸い、再び演壇に立つことになった。その時は義夫は美知子と誤解を生じて艶歌師となっていた。ある日新造は義夫にあい、詳細を知って駆けつけたが、美知子は過労のため病床にあった。義夫は療養費を得るため、北海道行きの船に乗り、前借りを彼女にあてたが、運悪く船は暴風雨のため難破し、彼は両目を負傷してしまった。その時地方巡業で虎造(新造)が訪ねてきて義夫の作曲した歌の優秀なのを知り、レコード会社に推薦し、新人歌手としてデビューさせることにした。病床にあった美知子は、声かぎり義夫の名を呼びつつ劇場にかけつけ、義夫と美知子は相擁して嬉し泣きに泣いた。
タイトル詳細
- 原題
- 月の出船
- 公開日
- 1950年2月12日
- 上映時間
- 1h 22min
- 評価
- N/A
- 監督
- 森一生
- 原語
- 日本語
- 制作国
- 日本
- 制作状況
- リリース済み
登場人物とキャスト
コミュニティ
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